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原型の読み込みと寸法変更
原型型紙を使ってみます。標準で同梱されている原型型紙の読み込み、サイズを変えます。
このページにはYoutube版もあります。
人体寸法の準備
原型を読み込み前に人体の寸法ファイルを用意します。
まず部品ホルダーの中の人体寸法ファイルを読み込みます。
このファイルには人体の各部位の数値だけが保存されています。この寸法を自分のサイズに書き換えてください。書き換えたら別名保存で保存します。
次に新規ファイルを作ります。Testホルダーにtest2.ktd2と言う名前の新規ファイルを作ってください。
ここに外部グループ参照要素を定義して、先ほど作った寸法ファイルを読み込みます
。次に同じく外部グループ参照要素で原型フォルダ内にある女子原型ファイルを読み込んでください。
寸法の変更
原型型紙の寸法を変えてみましょう。バストウエスト背丈の順でそれぞれ変更してみてください。
原型型紙は数値を変えるとそれに応じてサイズが変わるようにできています。うまく変わるか確認してみましょう。
自分の寸法を反映させる
人体寸法ファイルの数値を原型ファイルに取り込ませます。動画の要領で作業してみてください。
原型のバストウエスト背丈要素を上書き定義して、寸法ファイルの値を書き込みます。これで自分サイズの原型になりました。
寸法ファイルを差し替えてみる
寸法をファイルを差し替えてみましょう。外部グループ参照要素を再定義して、デフォルトの人体寸法ファイルと差し替えてみます。
これに応じて原型型紙のサイズも変わることを確認してみてください。
※上書き要素があると変更されないので、上書き要素は削除します。
次に原型を差し替えてみます。原型の外部グループ参照ファイルを再定義して、原型型紙を女子から男子に変えます。サイズは同じですが原型の形状が女性から男性に変わります。
服を製図する時には原型型紙を元にして行います。
このように変形や寸法を差し替えられるようにしておけば、出来上がった服のパターンの寸法を差し替えたり男女を差し替えたりすることが可能になります。
最終更新日: 2021-08-16 14:34:54
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