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デザイン変更フレームの使いかた
洋裁CADリリース6でデザイン変更機能を追加しました。以下にこの説明をします。
用途
製図した型紙のデザインを変更したり、定義値の変更に従って型紙が意図通りに変化するかを確認するために使います。
要素の再定義で該当要素のみの変化は確認できますが、再定義が全体にどのような影響を与えるかは再定義が終わってからでなけば確認することはできませんでした。
デザイン変更フレームを使うと、要素を定義値の変更が型紙全体に与える影響を瞬時に確認することができます。
呼び出し方法
製図済み、または途中の型紙を読み込んでいるでいる状態で、【調査】→【デザイン変更】を選んでフレームを表示させます。
使いかた
選択
デザイン変更フレームの要素名のテキストボックスをクリックして色を変えます。
要素リスト、または画面上の要素を選んでクリックします。
変更可能な要素の定義値のリストが表示されるので、変更する定義値をクリックします。
クリックすると、デザイン変更フレームに要素名、説明、数値が格納されます。
テキストボックスは4行あるので、同様の手順で4つまで定義値を登録できます。
変更
数値をキー入力するか、数値上にマウスを置いてマウスホイールを回すと数値が変更されます。同時に、型紙の形状が数値に応じて再描画されます。
マウスホイールを回すごとに増減する値は、「増減値」のテキストボックスの数値を書き換えて変更します。
定義値を戻す
変更後、定義値を元に戻したい場合は、「戻す」ボタンをクリックします。
ただし、入力ボタンを押してしまった場合は入力ボタンを押した時点の数値が入ります。
定義値を入力
変更した定義値は「入力」ボタンを押すと、ボタンを押した時点での定義値が格納、記憶されます。
入力行のクリア
「クリア」ボタンを押すと消去され、別の要素を入れることが出来るようになります。
終了
右上の×ボタンを押して終了します。
入力ボタンを押さなかった定義値は、以前の値に戻ります。
注意点
変更できる定義値は数値だけです。点、要素などの数値以外の定義値を変えることはできません。
数値にテキストボックスに数値以外を入れても反応しません。
定義値が数値ではなく、親要素の継承値である場合は、継承値を消してから数値をキー入力することができます。この場合は変更した定義値の保存はできません。
動画
動画で説明もしています。
最終更新日: 2016-01-21 05:14:38
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