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範囲イメージ要素の解説
このページでは、洋裁CADで使う、範囲イメージ要素について解説しています。
範囲イメージ要素について
範囲イメージ要素は、指定した(閉じた)曲線を使ってイメージを切り取り、新たなイメージとして出力します。
出力したイメージは布印刷の型紙イメージ配置設定時に配置して、テキスタイルプリントの部品の一部として利用します。
この要素は布印刷を行う時のみ使用します(通常の型紙作成には使用しません)。
事前準備
切り取るイメージを用意する。
画像ファイルを用意して、「\洋裁\テキスタイル」ホルダーに保存しておきます。
閉じた図形を製図する。
イメージを切り取るための閉じた図形を製図します。いくつかの線で書いた場合は、オフセット要素の、オフセット幅0で作った線を使います。
点の準備
イメージを置くための点と、出来上がったイメージの基準になる点を準備しておきます。基準点は、貼り付ける身頃の基準点と同一にすると、後の作業が楽になります。
定義方法
他の要素の定義と異なり、「計算実行」ボタンが定義フレームの一番下についています。
これをクリックし、しばらく待つと、作成されたイメージが表示され、使用中のホルダ内に範囲イメージファイルが作成されます。
他の要素と異なり、曲線などの形状が変わっても、イメージは自動的に変更されません。形状が変わったら、その都度計算実行を行う必要があります。
下の動画は、範囲イメージの定義をしています。
最終更新日: 2020-06-17 16:26:25
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