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レーザーカッター出力の設定方法
このページでは洋裁CADの新機能、レーザーカッター出力機能の使い方について説明しています。
前提条件
レーザーカッターはSMARTDIYsの製品を使います。洋裁CADではこの制御ソフトへ読み込ませるためのDXFファイルを作ります。
作業の順序
予めパターンを洋裁CADで製図しておきます。
パターンの修正
対称の形状であるパターンの場合は印をつけて半分だけ書く場合があります。
レーザーカッターの場合二つ折りにして二枚同時にカットするのは難しいので、このようなパターンは対称部分を対称コピーで作っておきます。
裁断する線を指定する
裁断する線を決めて印刷色を変更します。色は黒以外の任意のひとつの色を使います。
表示色を印刷にして色の変更を行ってください。
下の図では、裁断する線の色を赤に変更しています。
刻印する線を指定する
レーザーカッターの出力を抑えるか移動速度を早めると布の上に線を刻印することができます。
線または記号を選んで印刷色を変更します。色は黒と裁断色以外の任意の1つの色を使います。
コメント要素は出力できません。
下の例では刻印線を緑に設定しています。
DXFファイルに出力する
上部メニューの、印刷→レーザーカッターを選択して、「レーザーカッター裁断設定」ウィンドウを開きます。
ワークエリアの設定がデフォルトでは幅1500ミリ長さ1000mmになっているので、これを使っているレーザーカッターのワークエリアサイズに変更します。
このワークエリアの枠内に出力するパターンを配置します。
配置ができたら出力ボタンを押すと、ktdファイルが保存されている同じフォルダーにDXFファイルが作られています。編集ページを変更することで、複数のDXFファイルを生成することができます。
レーザーカッターで裁断
作成したDXFをレーザーカッターの制御ソフトで読み込みます。
このソフトウェアでは線の色毎にレーザーの出力と移動速度を設定できる仕組みになっています。裁断や刻印に必要な出力は、裁断する布によって変わってくるので、あらかじめテスト裁断をして数値を決めておき、色ごとに目的の数値を入力します。
ワークエリアの四角い枠と裁断に使わない黒い線は、無効に設定します。
データの設定が終わったらスタートボタンを押して裁断を開始します。
最終更新日: 2019-12-26 11:28:34
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