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参照要素の解説
このページでは、洋裁CADで使う参照要素について解説しています。
参照要素について
製図データ、又は画像ファイルを読み込んで描画パネル上に表示します。
読み込み可能なファイル形式は、kts,ktd2,dxfおよびjpg,pngです。
参照要素の種類
3種類があります。
外部グループ参照
洋裁CADで作成した他の型紙ファイルをグループ単位で読み込みます。詳しくはリンク先をお読みください。
ファイル参照
DXF形式の型紙ファイルを読み込みます。
画像ファイル参照
型紙をトレースしたい場合などに、撮影した画像を読み込んで表示します。
ファイル参照
ファイル参照は、別の型紙や別のCADのDXF形式で保存した型紙ファイルを挿入するものです。
読込の出来る型紙の種類は、dxf形式です。
リリース16まではktd2,ktsファイルも読めましたが、リリース17以降は外部グループ参照要素を使用してください。
事情があってktd2,ktsファイルを読み込む場合は、メニューの、設定-一般設定-旧メニュー表示にチェックを入れると読めるようになりますが、
この機能はいずれ削除しますので、なるべく使わないようにしてください。
参照するファイルは、作成中の型紙ファイルと同じホルダーに置きます。他のホルダーにあるファイルは読めません。
ファイルの移動/コピーは洋裁CADの機能ではなく、windowsエクスプローラーを使って行います。
DXFファイルはDXF12形式のみ対応しています。
DXFファイルには様々なバージョンや書式があるため、正常に読み込めない場合も多いです。読み込めなかった場合、
一旦JW-CAD(建築向けののフリーCADソフト)で読み込み、再びDXFファイルで保存した後、洋裁CADで読み込むと表示できる場合があります。
上下反転、左右反転に「いいえ」を選択と反転なし、「はい」を入れると反転します。
画像ファイル参照
画像ファイル参照要素はデジカメで撮影などした画像をCAD内に表示させるものです。
読込みできる画像ファイルの形式はJpgかPngです。
参照する画像ファイルは、作成中の型紙ファイルと同じホルダーに置いてください。他のホルダーから読み込むことはできません。
画像を置くための点をあらかじめ作成しておきます。
画像ファイルは、描画画面だけに表示されます。裁ち合わせ図、型紙配置図には表示されません。印刷することもできません。
撮影したものをトレースする目的でお使いください。
参照点、スケール、回転角度を変更することで位置、大きさ、角度を変更できます。左右反転もできるようになりました。
最終更新日: 2021-05-20 15:53:50
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