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練習2 原型の変更

リリース6対応版です
洋裁CAD同梱の原型を開いてサイズを変更し、自分用の原型を作ります。
作った原型を参照用に保存します。
原型は服の型紙を作るときに使います。また、他の人が作った服の原型を差し替えて自分サイズにすることもできます。
練習3では今回変更した原型を使ってケープのサイズ変更します。

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原型のサイズ変更

まずは原型型紙を読み込みましょう。
「洋裁\原型\」下のホルダにいろいろな原型が用意されていますが、今回は文化式の新型女子原型を読み込んでください(練習3で新原型を使います)。
文化式女子を読み込むとこんな感じになります。
原型

要素名K0からK15、K45までは体の様々な寸法を入れるようになっています。
「K」の付いた要素は共通化のための要素です。異なった製図法の原型でも、同じ部位の要素名を同じにすることで原型の差し替えを可能にしています。
これらの要素を再定義して自分の寸法を入力してみてください。
各種原型製図に必要な寸法は こちらにあります。
文化式女子であればK0バスト、K1ウエスト、K2背丈だけ入力すれば原型を変更することができます。
それ以外の寸法は、この原型を用いて作る服で利用することがあります。ですのでなるべく全部入れておくようにしてください。単位はmmです。
今回は練習だけですので、各原型の最低限必要な寸法と、袖丈を入力して置けば大丈夫です(袖丈は次の練習で使います)。
再定義で原型の形状が変わったのがわかりますか?確認できない場合は仮にかなり違いのある数値を入れてみると判りやすいでしょう。

要素のエラー

極端な値として、バストを83mmで再定義してみたのが下の図です。
原型

完全に壊れてしまっていますね。
でも大丈夫。再びバストを妥当な数値(830くらい)に再定義すれば再び元の型紙に戻ります。
洋裁CADを使っていると、たびたびおかしな形状になってしまうことがあります。
また、要素がエラーを起こす場合がたびたびあります。
たとえば、2つの直線を親とする交点がある場合、その直線の親たちが変更されて、たまたま2直線が平行になってしまうことがあります。
こうなると直線が交わることがないので、交点という要素が生まれることが出来ません。
洋裁CADではこのエラー対策が厄介です。おかしな線が出来てしまっても、その線が原因ではなく、その線の親が原因の場合が多いです。
エラー修正のコツは、エラーの起きた因果関係を辿ってゆくことです。この方法については他の練習で述べてゆきたいと思います。

ファイルの形式

変更が出来たら保存しましょう。
ここでファイル形式について説明します。下の図のようにファイルメニューには保存が3種類あります。
「上書き保存」又は「別名保存」を選択すると、ファイルはktdという拡張子がついて保存されます。ktdの意味は、型紙-動的です。
通常はこの形式で保存、読み込みします。ktd形式は、前の練習で説明した「線をひく手順」が記入されているため、変更することができます。
「参照型紙保存」を選択すると、ファイルはktsという拡張子で保存されます。型紙-静的の意味です。
このファイルは線や点の情報を記入してあるだけです。ですのでこちらは変更することが出来ません。
ktsファイルは、参照型紙として他の型紙ファイルから呼び出すために使います。
ファイル形式

今回変更した型紙を次の練習で使います。ですので、今回は2つの形式でそれぞれ保存しましょう。「別名保存」と「参照型紙保存」です。
原型ファイルは書き込み禁止設定にしてあるので、上書きはできません。
別名で保存しておいてください。
※別名保存するときの注意点
別名保存すると、呼び出したファイル名と別の名前で保存されます。保存後、作業をして上書き保存すると、最初に呼び出したファイルに上書き保存されます。
別名保存したファイルを更新したい場合は、別名保存後にこのファイルを読み込んで作業します。

今回の練習はこれで終わりです。

次はケープの型紙を読み込んで原型を差し替えてサイズ変更をしてみます。
次練習3

最終更新日: 2016-01-22 20:29:19

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Author: Tomoyuki Ito

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