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サイズ表の設定方法
このページでは、洋裁CADで使うサイズ表の機能と設定方法を解説しています。
サイズ表について
洋裁CADは数値を書き変えることで服のサイズを変更することが可能です。
バスト、背丈、ウエストなどの数値を書き変えることで、パターンのサイズを簡単に変更することができます。
これらの数値を頻繁に差し替える場合(S,M,Lサイズなどを切り替える場合など)はCADで保存することができませんでした。
ノート等にサイズ表を控えておき、その都度CADに入れる必要があり、利便性に問題がありました。
このため、R14.1よりサイズ表を実装しました。変更したいサイズの表を選ぶだけで、複数の数値をあらかじめ登録した通りに変更できるようにしました。
上の表では、参照ファイル(ktd形式)の原型のバスト、背丈、ウエスト、ヒップ、袖丈、股下、およびスカート丈の数値を7~13号サイズで設定しています。
設定方法
上部メニュー、設定→サイズ展開 を選ぶと「サイズ展開設定フレーム」が開きます。
サイズごとに変更したい数値要素を選び、変更後の数値を入力します。
参照ファイルの数値を変更したい場合は、ktd形式のファイルを参照ファイルとして使います(kts、Dxf形式は変更できません)。
ktd形式ファイルを参照ファイルとして設定する場合は、設定→一般設定にて「ktdファイル参照読み込み」にチェックを入れます。
設定の選択
先頭および各行左にある選択マークをクリックしてONにすると、該当行の数値が数値要素に代入されます。
数値の代入された要素は鍵マークが表示されて再定義等が不可になります。
先頭の選択マークを選ぶと、数値の代入は解除され、通常モードに戻ります。
サイズ表展開中は、上部メニューにサイズ展開ボタンが表示されます。これをクリックすることでも数値の代入を解除することができます。
動画による説明
下の動画は、サイズ表の作成及び選択の様子を記録したものです。
最終更新日: 2019-05-19 15:33:16
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