袖山の描画
袖山を作図できるようにしました。
この部分の作図はけっこう面倒で、袖ぐり(アームホール)曲線の長さと袖山曲線の長さを一致させなければいけません(いせ込みを入れる時はその分もプラス)。
曲線の同士の長さを一致させる作図法は、既存の2次元CADにはない(多分)ので、このCADには取り入れておこうと思っていた機能です。
曲線の長さは、人でもコンピューターでも作図してから測らないと判らないため、あらかじめ「この長さの曲線」を作図することはできません。
そこで、袖山の寸法を入れ替えて何回も計算し、目的の長さが出るまで計算を繰り返す手法で答えを出すようにしました。
人が計算すると時間がかかりますが、パソコンなら一瞬です。
袖山の形状は何パターン化あるので、とりあえずS形と?形の形状を袖山A、袖山Bとしてメニューに加えました。あといくつか加える必要があると思います。
袖ぐり(アームホール)長さは直接数値を入れず、袖ぐりの曲線を指定することができます。こうしておけば、袖ぐりを変更しても、
追従して袖山が自動的に変更されます。
上の図は一度書いた袖山に対し、原型の方の寸法を変更したものですが、追従して変わっているのがわかりますね。
しばらく前から自分用のシャツの型紙を書いているのですが、相変わらずバグに当たったり、新しい機能を追加したりで進んでいません。
最終更新日: 2014-08-24 10:40:38