原型の製図中
CADは大体できた。
まだ追加したい機能とか、使い勝手よよくしたいところがあるけど、キリがないのでいったん出来たことにする。
そろそろ服も作りたいし。
あとはバージョンアップってことで良くしていこう。人生まだ時間はたっぷりある。
バグがまだ眠っていると思われるので、何着か自分の服を作って、作りながら取り除いてゆく予定。
公開までに他にもまだやることがたくさんある。使い方のページ作成と原型の準備だ。
このCADはまず原型を取り込んでそれをなぞって服の型紙を製図する方法で型紙を作る。
原型は差し替え可能だから、体型が変わったり、子供が成長したりしても変更した原型を差し替えるだけで服も変更できる。
自分だけなら問題ないが、他人同士で融通するときは問題が生じる。同じ原型でなければ互換性がないからだ。
なので、CADと一緒に標準原型を配布する。みんなでこれを使えば問題は起こらない。
文化式の成人女性、男性、ドレメ新と製図していてふと閃いた。
ん?もしかして、製図法違っても共有できる??
構成する線が少し違うから、100%互換はないにしろ、載せ替えは出来そう。
手始めに文化式の男女を互換化してみた。共有できる線や数値要素の名前に「K」から始まる名前にして、同じ位置の線を同じ名前にした。
この「K」を踏んで作図すればOK。
試験的に差し替えたのが下の図。
男性原型の方がウエストダーツ1本足りないから、完全な互換性はない。でも男性→女性はエラーなく差し替え可能。女性→男性は△ってところ。
もちろん、その後の補正は必要になります。
ドレメ新原型は、ウエストダーツが全くないのが文化式新原型との違い。
なので、ドレメ新→文化新は○。文化新→ドレメ新は▲。
旧原型はドレメ、文化ともに大体○。
旧→新△、新→旧×に近い▲
子ども原型があると知ったので、県立図書館の地下倉庫から出してもらってきた。20年くらい前の本。文化式。
ついでなので最新の子供原型もチェックしておこうと思い、文化服装学院の教科書をAmazonで取り寄せ。
さっき届いた。読んでみると....なんと!子供の原型って4種類もある!!!
面白いことになってきました。
最終更新日: 2015-01-18 20:15:33