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2018年の更新作業

製作日記を書くのを1年間さぼっていました。今後はまた続けてゆきたいと思っています。
2018年の間に12,13,14とリリース番号を上げています。

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リリース12

洋裁CADリリース12

2018/2/3、GUIをついにSwingからFXに差し替えました。
開発に使っているJava言語のGUI(ウインドウやボタンなど、人と関わりあう部分の部品を集めたもの)は、Swingに代わってFXが標準になったためです。
FXだと紙に印刷した線が72→300DPIになって細かくなったり、3Dを扱えるようになったりします。
これと同時にMACでも動くように対応しました。
元々Javaは同じコードでWindowsでもMacでも動くのですが、Macパソコンを持っていなかったので動作確認が出来なかったのです。
Mac用のJava言語はアップルが作っているそうです。Windwsでは普通に動くけどMacではうまく動かないところがあります、これは製造元が違っていることが原因かなと考えています。
Macでは完全に動作するわけではなく、紙に印刷すると文字が離れてしまう不具合が残っています。
この不具合は現在(2019/2/6)も解消できていません。

リリース13

洋裁CADリリース13

2018/5/23、13も大きな変更を入れました。保存ファイルの形式を変更しています。
今まではカンマ区切りのテキストファイルでしたが、このアップデートでXMLもどきの形式に変更しました。
文字コードもJIS-FからUTF8に変更。JIS-Fでは一部PCに文字化けが出ていたようです。
今までは保存するデータの種類を増やすのが難しく、俺が原因で新機能を増やすことが難しかったのですが、これも解消できました。
線に色や太さを設定したり数値に最大最小値を設定できるようになりました。
その代わりファイルの容量が大きくなったのですが、これは仕方ありません。
このリリースで広告を付けてみましたが、大して効果ないのでその後やめています。

その後のマイナーアップデート13.1で、
印刷用紙にB6〜B4を追加。
印刷仕様の変更
3Dモードの追加
を行っています。
3Dモードはまだ開発中なのですが、リリースのたびに3Dの部分を入れないように閉じるのが重荷になって、開けっ放しにすることにしたもの。
3Dモードは、自分を3Dスキャンしておき、これに製図した服を着せるチェック用の機能なのですが、当分の間は人のスキャンを手軽に出来るようにはならなそうなので、塩漬けってことにしています。
洋裁CAD-3D

3D-CADで服の設計が簡単に出来るようになると期待している人がいるようですが、布は元々2次元なので、3次元から始めるとかえって難しいと思います。
マーベラスデザイナーなども、3D-CADではなく、3Dシュミレータなのだと思います(触ったことないのでわかりませんが)。

9月のマイナーアップデート13.2では、
多点3次ベジェ曲線要素の追加
点と線要素に限り、定義方法の変更を可能にする
変更をしました。
要素の種類や定義方法を変えれるようにすると利便性が増すのですが、ややこしいバグが出るのでしり込みしていたのです。
点又は線の範囲に限る、とすれば変なバグは起きないと分かったので、この範囲で変えれるようにしました。
今後も変更範囲を広げられるように検討は続けます。

リリース13.2以降は3Dの開発は中断しました。変わってテキスタイルプリント機能の開発を始めています。

リリース14

洋裁CADリリース14

2018/12/15にリリースした現行バージョンです。
パターンをイメージファイル(png形式)で出力できるようになりました。
イメージファイルをネット上のテキスタイルプリントサービス業者に送ると、布にパターンが印刷されて送られてきます。
単純に線ではつまらないので、図柄を載せられるようにしています。
単純に図柄を単純にパターンの外形で切り取るだけではなく、以下の機能を持っています。
変形機能
普通のプリント生地を切り抜いて縫い合わせると図柄が一致しません。図柄をパターンに合わせて変形させ、身頃間で図柄を連続させる機能です。

重ね合わせ機能
複数のイメージを並べたり、重ねたりできます。
縮尺機能
縦横方向にイメージを伸ばします。縮み代をとるための機能です。縦糸と横糸で縮み量が異なるので、縦横個別に設定できるようにしています。
次回のリリースでは、さらに2つの機能を追加する予定です。
範囲イメージ機能
閉じた線でイメージを切り取る
洋裁CAD範囲イメージ

配列イメージ機能
曲線に沿ってイメージを並べる
洋裁CAD配列イメージ

CADというと線を出力するものでしたが、イメージを追加できるようになったことで新しいものがいろいろ作りだせるようになりました。
今後しばらくは図柄印刷機能の拡張に注力してゆきます。
洋裁CAD図柄出力 洋裁CADイメージ出力

洋裁CADテキスタイル出力 冒険用の服

図柄印刷機能の問題点

現行(リリース14)で大きなサイズのイメージ(約10000ピクセル四方以上)を出力しようとすると、フリーズしてしまいます。
対策を検討中ですが、原因には2つあって、1つはグラボの仕様の制約。もう一つはメモリー不足のようです。
5000ピクセル四方以下でフリーズするとグラボが原因、10000以上はメモリーと思われます。
メモリー不足は足すように設定で出来るのですが、Windows32は不可。Win64でメモリ8G以上が必要条件になりそう。
MacPCは性能の悪いものしか所有していないので不明ってことになりそう。
現行バージョンでは人用の服はまだ無理の状態。ドール、カバン、帽子などの用途なら(小さいので)可能です。

最終更新日: 2019-02-06 19:42:29

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Author: Tomoyuki Ito

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